デビッド・ディアスvsマニー・パッキャオ
パッキャオ選手が9RKO勝ちで4階級制覇。
今回の対戦相手であるチャンピオンはビッグネームではありませんが今までパッキャオ選手が戦ってきた対戦相手を見てもとても価値が高い記録だと思います。
試合の方は自分の採点でもパッキャオ選手がフルマークでポイントを取っており今回の試合では圧倒的強さを見せておりました。
早いラウンドからディアス選手は瞼をカットしており今回の試合はレフリーストップによるTKO勝ちかなと思っていたのですが9Rにパッキャオ選手の左のショートがカウンターでディアス選手の顎を綺麗に捕らえ、このラウンドまでにかなりのダメージを負っていたと思われるディアス選手は前のめりに倒れそのまま立ち上がることもできず10カウントを聞くこととなりました。
今回のエキサイトマッチのゲストには先日同階級の世界チャンピオンになった小堀選手がきてました。
この二人の統一戦が実現すれば壮絶な打ち合いが予想されますね。
そしてパッキャオ選手の次戦の相手には全試合KO勝ちのバレロ選手の名前も挙がっているようで。
こちらの試合も実現すれば壮絶な打ち合いになるでしょう。
俺の予想は早いラウンドでのKO決着。
この試合でもバレロ選手のKO記録は続きますが今回は勝ちではなく初めてのKO負けを喫することとなるでしょう。
セミファイナルではパッキャオ選手の保持しているタイトルの暫定チャンピオンを決める試合を行っていたが、あのような形でチャンピオンになっても嬉しいのだろうか?
顔は鼻も折られかなり変形し試合内容でも負けているのは確実。
勝つには反則勝ちを拾うしかなくあの反則打を受けたときは絶好のチャンスと思い立て膝をついたまま立ち上がろうともせずに試合を続行することを拒んだのだろうね。
あの反則打は流れで出たものだし第一ダメージを負うような一撃ではなかった。
本当に情けないタイトル戴冠である。
ジョー・コルテスレフリーの判断もおかしい。
両選手の間に入って試合の流れを止めたときにレフリーストップを宣告するのかと思ったが試合続行。
そして相手選手はグロッキー状態でKO勝利目前なのに、たった一度のタウン後の軽い打撃で減点ではなく失格負けはあまりにも酷すぎる。
ジョー・コルテス氏は昔からいる有名なレフリーだが今回の判断はミステイクだね。
ボクシングはルールのあるスポーツである以上今回のような判断は当然なのかもしれない。
ただ俺はこのような競技をスポーツとしてみる前に格闘技としてみている。
だからゴングがなっても気を許してはいけないし、ダウン後の加撃はないと思ってもいけないと思っている。
その昔、極真のアンディ・フグ選手とフランシスコ・フィリォ選手が対戦した時に審判の止めの後に放った蹴りがアンディ選手を捕らえ1本勝ちでフィリォ選手が勝利したことがあった。
この時スイスチームから抗議があったそうだが大山倍達氏が「止めが入ってとはいえ倒された者は勝者にふさわしくない」と一喝したという。
これは格闘家にとっては至極当たり前である。
倒されたのに勝ち名乗りを上げる事など格闘家にとっては恥ずべき事である。
しかしボクシングと言うスポーツにおいてはこのような恥ずべきことがよく行われる。
反則打を受けた時に効いてもいないのに倒れたまま失神したふりをしたり、続行できるのに反則をアピールし反則勝ちを拾おうとする選手たち。
このような行為を見る度にスポーツとしてみる以前に格闘技として見ている俺にとっては情けない行為に見えてならない。
ぶっ倒されたまま世界チャンピオンになる行為ほど恥ずかしい戴冠は無いね。
格闘家たる者、いかなる場合でも隙を見せてはいけないし、もし不覚をとって倒されたのならばそれはすなわち格闘家にとっては死であるし、負けなのである。
倒されてもルールに守られて勝利しても格闘家としては完全なる敗北でしかない。
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